陶器市中止のおしらせ


有田陶器市中止に
伴い
ギャラリー花伝も
4月29日〜5月5日まで
休館させていただきます。

尚有田町でも
明日からオープンされる
WEB SHOPでのお買い物は
可能でございます。


🌼毎年好評いただいて
おります【モロッコの風】の
本年のおひろめ会は
ゴールデンウィーク明けに
完全予約制で
開催予定でございます。

詳細は追ってお知らせ
させていただきますね

コロナ禍ですが
どうぞ皆様もくれぐれも
ご自愛くださいませ。

ギャラリー花伝

有田陶器市

コロナ禍での今

ステイホーム

初夏の白い花

初夏を彩る白い花たち

今ハーブや野草たちもとても元気です🌿
〔レモンバーム ミント類 よもぎ スギナ 
雪の下 踊り子草 犬ふぐり セリなど〕
訪れる方々が根ごとお持ち帰りくださっています
欲しい方はお越しくださいね🌿🌼🌿

ギャラリー花伝#有田#白い花が好き#おおてまりの花 #小手毬#有田♯利休梅

陶器市中止

🍃🍀🍃新緑が美しい季節・

【有田陶器市】が中止になりました

全国から訪れていただく有田陶器市ですが

全国感染拡大下の苦渋の英断だったことでしょう。

安堵の声も届いています。

前日4月からの【花伝塾再開】を延期した翌日の

陶器市中止のおしらせでした。

必ず光は見えてくることを信じて感染が鎮まることを

祈っています・

それにしても新緑が美しいですね🍀🍃🍀🍃🍀
#有田陶器市#花伝塾

明治伊万里ーオールド香蘭社ー

色絵二節句に見込鯉図大鉢 オールド香蘭社製 明治後期

香蘭社の盛期の逸品と言っても過言ではないでしょう


琳派の様式美とリアルな鯉図の取り合わせが見事である

  ー明治伊万里研究家 蒲地孝典記ー

  #ジャポニズム#明治伊万里#香蘭社

モノづくりに於いて、深い教養と知性、そして品格を重んじていた時代にはこの様なものが生まれていた。単純に企業存続の意思などは微塵もなかった筈である。有田焼の誇りには、漢籍に育まれた高い道徳律があったと言えるのではなかろうか!
それと、「恒産なくして恒心なし」である。
心が豊かだけで立派な行いができる人は僅かである。
やはり、文化芸術に本物を甦らせるには、マツリゴトに於ける経世済民を図らねばらない。
富の格差、偏在は人心を貧しくするのである。政治家や官僚、加えて財界人に文化芸術のわかる人が少ないことも嘆かわしい。
最近、世間を騒がせている「接待の中身」を考えていると多くの疑念が浮かぶ。価値の概念が揺らいでいるのである。
この逸品を鑑賞しながら、高尚なこと、下劣なことが綯い交ぜに頭をよぎつた。

    蒲地孝典Facebookより

楽 茶

ー楽茶ー
日本茶を淹れる


深く息を吸って湯煙を見つめる


立ち上がった時が沸点に達した時
静かに急須に茶葉を入れ60度まで冷ました湯を注ぐ


日本茶の独特の香りが漂ってくる


小さな器の時私は茶海を使う


丁寧に作られた白磁の器の透き通るような美しさと茶の色が溶け合う瞬間
茶の声が聴こえてくる

 『いい服かげんよ』


可愛い白い茶器は花伝オリジナル

明治伊万里の皿を使って

小さな轆轤で作られた茶器で丁寧に淹れる緑茶


日本人で良かったと思うひととき

おひなさまー上巳の節句ー

上巳の節句

今日は五大節句
上巳の節句〔桃の節句〕ですね🎎

我が家では
2月3日から旧暦の4月3日まで滞在されます😊

父母が孫である長女の初節句の
時に贈ってくれた
木目込のお雛様🎎

最近は五人囃子は飾らず
男雛女雛のみ
玄関に飾っています。

春の草花が萌え始め
することかいやするべきことが多くなってきています🌸😀🌸

セミナーも現在
コロナ禍で休講中ですがお問い合わせもいただいております

満席を理由に受付ができなかったのですが

クラスを新しく作る予定です。

明治伊万里里帰り

色絵菊割地紋に花蝶文盛り器に取皿揃 精磁会社製 明治中期編集 | 削除

色絵菊割地紋に花蝶文盛り器に取皿揃 精磁会社製 

明治中期

里帰りしました。

晩年の精磁会社が輸出に社運を賭けた魂魄躍動した意匠には愛おしさを感じます。

今の有田焼では実用品にこれだけの装飾はされません。

あなたでしたらこの器に何を盛りますか!#gallerykaden#精磁会社d

呉須赤絵

呉須赤絵について                     肥前有田焼 花伝作

わが国において初めて焼かれた陶磁器は古伊万里とも呼ばれた有田焼です。


豊臣秀吉の文禄慶長の朝鮮侵攻により連れ帰った陶工により原料である白磁鉱が発見され製陶の嚆矢となりました。


その後、飛躍的に発展する有田焼の製陶技術や様式美或いは装飾に必要な原材料などは中國からの伝達であることが近年明確になってまいりました。

とりわけ、華やかな装飾である色絵の源流は世界の陶磁器のメッカ、景徳鎮やその影響を受けた福建省の漳州窯等の諸窯の影響が強く反映しています。

この伝達に日本人の母を持つ平戸で生まれ、その後中国に渡り「抗清復明」の旗を掲げて勇戦奮闘しました。

又台湾でもオランダ支配を解放した英雄、鄭成功が関わっていました。

その頃、有田焼が手本にしたのが呉須赤絵でした。


今日でもこの様式美の華やかな色遣い、奔放な筆致は人口に膾炙する傑作であり、

有田の源流を想起しながら復刻を手がけました。


鄭成功と云えば近松門左衛門の国性爺合戦です。壮大なロマンと併せ、

手造り手描きのこの度の創作を愛玩いただければ幸甚です。


画像は本歌の呉須赤絵です。ーギャラリー花伝庵主 蒲地孝典記ー