古陶磁器にたずねよ

image image image 有田の大手メーカーのデザイナーさん達8名様 有田焼の勉強にお越しいただきました。 ギャラリー花伝には、明治時代ヨーロッパに輸出された有田焼を里帰りさせて 沢山展示していますが、さすがデザイナーさんです。 器を食い入るように見られ とても熱心に勉強されるお姿に こうして お仕事を中断し、 社員の方々に学びの場を提供された社長様 上司様の器の大きさを 感じ、だからこその 真摯な社員さん達のお姿であることを感じました。 ........................ 明治伊万里とは 明治時代 鎖国がとけ パリ万博に出展し 香蘭社が金賞を獲得したり 世界を魅了した 有田焼のことです。 何故明治伊万里なのか。。。隣町の伊万里港から輸出され 荷物にIMARI と書いてあったからです。 今でも海外に行く場合 有田からであっても 荷物に 出発空港の名前が記されますが それと同じだったんですね。 それを機に多くの有田焼が輸出されるようになり、 フランスナンシーから流行した 【ジャポニスム】に影響を与えていきます。 ガラス作家 エミールガレは、当時日本政府から ナンシー森林学校に赴任していた 高島北海 とも親交を深め 日本のことを学んでいます。 有田焼に描かれている 植物や昆虫などのデザインに 衝撃を抱き その後の作風は 植物など自然主義のモチーフが多いのはその為です。 そのエミールガレは、有田焼に倣って制作したものには 有田焼風皿やランプがあります。 フランス ナンシーの美術館にありますが、 本当によく描けていて有田焼と間違う位です。 弊社社長蒲地孝典は 30代後半より 世界に点在する【明治伊万里】を蒐集しています。 有田焼の継承 存続 を危惧する意見が多いけれど、 明治時代初頭 貧しさの中で 情報も何もない時代に 魂をこめて制作した 先人たちが描いてきた 美しい有田焼 【 明治伊万里】 その明治伊万里をしっかり見ていると その答えが見つかりました。 原点と情熱❕ 温故知新 ではないでしょうか… 先人たちから学ぶことは沢山あります。 名門【柿右衛門】の素晴らしさも含めて 学びのひとときでしたが 皆様と共に有田 を考える貴重な時間でした。 午前中は400年祭に向けての 展覧会全国巡回展の会議があり、有田の美を考える有意義な1日でした。 昨年から続いている会議ですが、出展作品が決まったようです。 楽しみです。 皆様お疲れ様でした❕