漆とテーブルのデザイン展出展

image ー総合プロデューサー丸山洋子氏のテーブルー 2004年. 東京大丸ミュージアムにて 伝統工芸は暮しの中で育まれたその国固有の文化です。 日本における伝統文化の中で漆器は、かつて“ジャパン”と呼ばれ日本を代表する工芸でした。 21世紀は心の時代といわれますが、世界のデザイン傾向は日本の精神文化を取り込むことが潮流となっています。 特に「漆」は日本固有の文化として多くの注目を集めています。 そして、日本の若い人々は漆を新しい文化として新鮮な感覚で受け入れています。また、漆器は美しい日本の生活芸術品であるばかりでなあく、世界の人々に共通の“心の器”ともいえます。本展では漆作品とテーブルのデザインを通して西洋と日本の“出会い、対峙、連帯”を表現していきます。 <出品作品>招待者出品として俳優・辰巳琢郎、真由美夫妻、女優・水野真紀とパティシェ・辻口博啓、加賀屋女将・小田真弓による作品をはじめテーブルコーディネーター、産地プロデューサー、フラワーデザイナーなどと輪島産地事業所とのコラボレーション作品。丸山洋子(食空間プロデューサー)、中室勝郎(輪島漆器商工業協同組合理事長)による作品など計15点を展観。 また世界に誇る文化財・漆芸への理解を深めその魅力を知っていただくために芸術院会員、人間国宝、無形文化財保存会会員による名品30余点を一堂に集めて「輪島塗・漆芸王国のあゆみ」を同会場で同時開催いたします。 開催場所 大丸ミュージアム・東京 開催期間 2004/01/29~2004/02/03 image 尊敬する丸山洋子先生からお声がけいただき 出展参加させていただきました。 多くの出逢いをいただいた企画展。 中でもまだドイツから帰国されて間もない 若きフラワーアーティスト前谷裕一君との出逢いはありがたく 私の宿願である【よみがえる日本の美】に 多くの貢献をしていただき 未だに継続してくださっていることに心からの感謝です。 又こうした素晴らしい出逢いを授けてくださった 丸山洋子先生にも心からの感謝を捧げます。 image image ージャポニスムに寄せてー image