

2013 大阪陶芸展ビデオ.wmv
精磁会社製 歴史人物画皿
色絵楠公父子櫻井の訣別図半月形皿 精磁会社製 明治中期 サイズ:22㎝
価格:100,000円(税込)
個人名と思しき銘款はあるが、判読困難である。
精磁会社の銘款はないが、題材違いの「児島高徳の院庄図半月形皿」の
作例からみて、精磁会社の様式美と鑑定する。
オールド香蘭社
kaden 2012年10月 8日 20:40
色絵緑釉七宝地紋花瓶 香蘭社製 明治後期 高18,5㎝
価格:500,000円(税込)
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オールド香蘭社製
kaden 2012年10月 8日 20:18
色絵三方割家禽草花文高台鉢 香蘭社製 大正期 27,8㎝×12cm
価格:380,000円(税込)
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オールド香蘭社製
kaden 2012年4月15日 21:42
色絵月下秋草文三つ脚付鉢 香蘭社製 大正期 サイズ:径23,8㎝ 高8,7㎝
お問い合わせinfo@touzaikokon.jp
完成された香蘭社調である。形状は三つ足の深鉢で内外の陶画が愉しめる意匠に仕向けている。
見込みの菊花の盛り絵の具のあしらいは熟練の陶画職人の高度な技術が窺える。水面浮かぶ月のあし
らいは抒情性を否が応でも高めている。日本画の様な写実性を湛えた香蘭社の全盛期の製品の一つであろう。
深川製磁の大正期のヒット製品
kaden 2011年3月26日 09:15
染錦間取り文様図有蓋壺 深川製磁製 大正期 高34㎝
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染錦は有田焼の華である。今日、格調高い有田焼の匂いがする染錦は少なくなってきている。
様式美が絶えては有田焼のアイデンティティーも失われてしまう。
古代裂を貼りあわせたような豪華絢爛な様式美がここにある。好評を博したのであろう。色々なアイテムにアレンジして製品化されている。香蘭社から離れて、その影響下で独自性を出そうとしているが、絵手間が掛ってコスト高にならないか心配してしまう。
幻の名窯 真葛香山 その2
kaden 2011年2月26日 17:50
白磁釉刻安楽長生字文夫婦湯呑 真葛香山製 昭和初期
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幻の名窯 真葛香山
kaden 2011年2月26日 13:35
青華老松文湯呑 真葛香山製 昭和4年頃
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橫濱にあった窯で、初代真葛香山こと宮川香山は帝室技芸員制度が布かれて、初めて任命された我国近代窯業史に燦然と輝く名工です。深海竹治の手帳に宮川香山の住所が記されているので往還があったと推測されます。有田とは人材の交流がありました。香蘭社のデザイン開発にあたった柿沢市郎氏も若き修業時代をここで送っています。この湯呑の題は≪老松≫ですが線描きと云い、濃(だみ)の濃淡と云い、単純な文様だがさすがに真葛が窯物で製作したとはいえ味わい深いものがあります。橫濱の東京日日新聞支局新築落成の記念品として製作されたものである事は高台裏に刻印されいるので分かります。
嬉野の源六窯
kaden 2011年2月 1日 13:50
TK-0021 染錦竹に朝顔図面取り花瓶 源六製 大正期 高18,8cm
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天草の陶石が近在の塩田から入手できたからではないだろうか嬉野に有田焼と一味違う上手の陶磁器が生産されていた。柿右衛門の竹に寅図は有名だが、竹に朝顔と云う取り合わせが先ずユニークだ。図柄と運筆は文句はない。しかし、面取りにして形状に変化を求めたところまでは良いのだが、石膏型で取り出した生地の仕上げが雑で、石膏型の合わせの痕が表面に出てきている。それでも有田焼に伍して物づくりに創意工夫の痕跡を感じて、小さな欠点はどうでもよくなる。源六の存在は今日再評価されている。
異形の皿
kaden 2011年2月 1日 13:16
TK-0020 色絵花鳥図軍配形皿 香蘭社製 明治中期 長さ25,7㎝
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窓絵という枠の中に遠近法で描いた情景画などが浮世絵などでよく目にするが、この皿は全体を軍配形にして窓の向こうの景色を見るものをして注視させている。梅に鶯や牡丹等が描かれているが季節感はそれぞれ一致しないのは絵空事で愛嬌である。